都議会活動

豊洲市場 「盛り土有り予算」と、「盛り土なし」の落札額がほぼ同じの怪。

  • 2016年9月29日 木曜日

消えた盛り土と、予算の結果については「2つ」に絞られるのではないかと思っています。

1、「盛り土はしないと分かっていたけど(盛り土は市場関係者を安全面で説得したツールであるため)、あえて言わなかった」

2、「予算と仕事発注ありきで、発注した仕事(586億円のうちの多くが消えた)」

 

資料を取り寄せ調査をした結果(まだ未回答のもの有)、どちらにせよ最悪ではないかと思っています。
以下は、私がこの間ずっと担当局に対して資料と回答を要求していたことであり、感じたことや推察できる簡単なことを記しました。

私が担当局にずっと要求していることは、「予算」と「執行額」。そして予算の根拠となる「盛り土の立米あたりなどの見積もり」や「入札の条件」です。これらが出てくれば、簡単に「どこに問題があるか」分かります。そう「いつ盛り土なしになったのか」「盛り土がされていない部分に費用が払われているのか、いないのか」が一目瞭然です。

しかし、メールやヒアリングでの返答は的を射ないものばかり。日本語が通じていないのです。
それを見て、「変すぎる」と感じました。

今日の担当のヒアリングで分かったことがあります。
2種類、5枚の書面が出てきました。

 

①平成23年の予算では土壌汚染対策として、10141979000円が予算として組まれ、24年以降の債務負担は56070871000円も併せて記載されています。

②そして、土壌汚染対策の入札結果の調書が出てきました。
分かることは、5街区・6街区・7街区の3枚の調書を足し合わせると、23年度予算(24年度のすむ負担を足しあげた)での数字に限りなく近づくということです。予算額と執行額は正しい訳です

 

で、大問題はこれから。

①の23年度予算は「盛り土あり」、の予算額です。
(資料は平成23年3月)

②は「盛り土なし」で発注された額ということ。
(資料は開札日時が平成23年8月29日)
入札の期間は1ヵ月半くらいとのこと。

あれ?

つまり、①の3月の予算(だいたい月末)と、②の入札を受け付けた6月のたった2ヶ月ほどの間で「盛り土あり」から「盛り土なし」になっているのに、「予算がそのまま」という大問題が発生している訳です。

私は「①予算の根拠」と「②入札時の条件」となる書類を持ってきたほしいとお願いをしていますが、ぜんぜん返答もなく複数回も市場担当の課長や総務課長にまで返答がない旨を連絡して、ようやく今日説明に来た訳です。それでも、その根拠となる書面は出してきません。なぜでしょうか。すぐに分かるはずです。

上記から予想されるのは、最初に私の予想を示したとおり、

1、「盛り土はしないと分かっていたけど(盛り土は市場関係者を安全面で説得したツールであるため)、あえて言わなかった」

2、「予算と仕事発注ありきで、発注した仕事(586億円のうちの多くが消えた)」

のどちらかであるはずです。

1、であれば、人として・行政として最低です。絶対にあってはいけないことです。環境基準の4万3000倍ものベンゼンが検出されて土壌汚染問題で多くの市場関係者が不安になっていたこともあり、盛り土をするということも1つの対策として安心をさせ移転に至ったことをどう考えているのでしょうか。移転ありきすら疑われる事態です。

2、であれば、これはいくら契約時に盛り土なしで契約をしたいたとしても詐欺まがいの話ではないでしょうか。予算と仕事ありきの発注になってしまう。

どちらも世界一の都市として、最低の内容です。
特に1、であれば築地市場の方を馬鹿にした内容であり、こうした都庁の体質でこのほかのこと(現場の声を無視した設計が多発しているなど)も事態が悪化していると感じます。都庁改革が必要です。

では、①と②のどちらなのか。
私は1、だと感じています。平成23年度予算の段階でももう盛り土は制度上ないことになっていたのではと推察されます。でも、市場関係者に説明できなかったのではないかと思うのです。

ただし、今日の都のヒアリングを聞いていると、平成23年度予算を通した後から、入札を受け付けるたった2ヶ月の間ほどで「盛り土はなくなったけど、色々なものの経費がつみあがって結果額が同じくらいになってしまった」と。それを本気で答弁をするなら、予算議会の段階での内容と異なることからも、「盛り土はなくなったが、新たな経費がつみあがった」と説明をし、再度議会にかけることが必要なはずです。最低限、議会への説明は必要です。

担当局が私が要求する資料を出さないのは、なぜでしょう。
たぶん、議会の本会議で誰かが質問をするからでしょうか?それとも、本当にこんな簡単な資料が担当課や局で探して見当たらないのか…。

どちらにせよ、本日のヒアリングから予想をされることは、私は①の盛り土なしは分かっていたけど、安全対策の基本が盛り土だったために言い出せなかった、だと推察をしています。いまの段階での私の考えは以上です。ただし、現状の都の対応をみての推察できることを並べたものであり、真実は今後議会を通して解明されるはずです。

プロフィール

塩村あやか

1978年7月6日生まれ。放送作家として「24時間テレビ」「シューイチ」など数多くの番組を担当。

2013年6月、世田谷区より東京都議会議員選挙に出馬、当選。現在、東京みんなの改革 代表、厚生委員会 副委員長、動物愛護管理審議会 委員として活動中。

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