不妊治療の保険適用、無痛分娩の普及促進、コロナ禍での休業支援金。どれも、だれかの「小さな声」から始まりました。ひとりひとりの声には、社会を動かす「大きな力」があります。
就職氷河期に社会に出た私の周りには非正規で働く友人が多く、彼女たちは出産後、待機児童問題にぶつかり、働けなくなるという厳しい状況に直面していました。当時、非正規雇用の人が保育園に子どもを預けるのは非常に難しく、「女性が輝く社会へ」というスローガンとは裏腹に実世界ではそうではないと感じていました。
私は非正規雇用の放送作家だったため、会社を辞めるという感覚はありませんでしたが、「もっと良い社会を作りたい」という想いが強くなり、議員になろうと決意しました。都議会議員から始まり早、13年。政治の世界は厳しく、多くの困難が立ちはだかるのは事実です。
しかし、これから生きる若者たちが、私たちと同じような不条理に決してあわないよう法律や制度を変えていきたい。
私はこれからも挑戦し続けます。
輸入に頼らない「エネルギー自立」こそ、円安基調の日本における、真の物価高対策
報道に踊るワンフレーズの物価高対策。しかし、給付や減税だけでは、持続的な物価安定は実現できません。 日本はエネルギー資源の多くを輸入に依存しており、円安や国際価格の変動によって家計が打撃を受けやすい経済構造です。 本質的な物価高対策とは、再生可能エネルギーや蓄電技術など、国産技術の強みを活かした「エネルギー自立」への投資です。時間はかかりますが、将来の物価の安定と産業の強靱化のために、責任ある投資と制度設計に次の６年間取り組みます。
年金と全世代向け医療の維持はみんなの安心に
医療・介護・保育・教育は、すべての世代の暮らしを支える社会インフラです。 負担と給付の不均衡や財源不足からいま、「世代間の分断」が進んでいます。しかし、対立ではなく共に支え合う仕組みの再設計が必要です。 子どもを育てる人、働く人、高齢期を迎える人、それぞれが安心できるよう、現場の声に基づいた制度改革を進めます。 持続可能で公平な社会保障を、次の世代に引き継ぐ責任を果たします。
安心して歳を重ねるための年金、いざというとき社会が支える医療保険と介護保険の制度。親の経済力に左右されない質の高い公教育。
未来のために守っていきます。
私が国会質疑をしました！
食料を海外に頼る国に、未来はあるか？
日本の食料自給率は、カロリーベースで38%、生産額ベースでも58%にとどまり、主要先進国の中で最低水準です。円安が続くなかで輸入に依存すれば、食料品の価格がさらに上昇するリスクは避けられません。さらに、国際情勢の悪化や輸出規制の影響を受ければ、日本の食の安定供給は一気に揺らぎ、安全保障上の観点からもマイナスです。
食料は生きる基本です。農家への直接支払制度（戸別所得補償制度）の創設や、若者の新規就農支援への協力に予算措置を講じるなど、国内農業への支援を強化し、食料自給率を引き上げる政策を実現します。
政治の力で痛みはなくせる
その先頭に立つ 女性国会議員が必要です
不妊治療の保険適用を実現し、子どもをあきらめることのない社会に一歩近づきました。無痛分娩の普及促進も国会の最前線に立って、前進させてきました。
これから必要なのは、乳がんの検診率を上げ、死亡者を減らすための痛くない乳がん検診です。日本人女性は乳腺の密度が高く、現在の検診で主流となっているマンモグラフィーでは痛みを感じやすい上に腫瘍の発見が難しいことが、専門家により指摘されています。痛くない乳がん検診（無痛MRI・ドゥイブス法）は、検査着を着たまま受診できて触られることもなく、その上、陽性的中率が3.5倍となっています。彦根市では、500人限定でこの無痛MRIの受診者を募集したところ、数日間で予約枠が埋まり、話題となりました。
時代と女性に求められている痛くない乳がん検診。それを選択できる環境を促進することで、日本の女性の命を守ります。
トクリュウ（匿名流動型犯罪グループ）を国会で初めて取上げ、追及を続けてきたのは私！
日本の犯罪捜査は暴力団からトクリュウに軸足を移しています。特殊詐欺・緊縛強盗・リフォーム詐欺・ロマンス詐欺・悪質ホストなど、ありとあらゆる犯罪に関与しているトクリュウは、悪質ホスト商法にも深くかかわっています。多額の売掛金を課し、風俗・売春・海外売春・AV出演など、若い女性の身体でお金を生み続けさせる「現代の人身売買」に国会でメスを入れ、国際的な犯罪組織とつながるトクリュウの存在を表に引き出しました。
以降、トクリュウの対策を警察庁に強く求め、風営法の改正、海外特殊詐欺拠点の摘発、戦後初となる警察庁・警視庁・各都道府県警が連携した日本版FBIの組織編成に繋がりました。施行されたAV被害者救済法も一助となりました。若い女性の小さな声が社会を大きく動かした一例です。日本の治安を守るための戦いを今後も続けます。
２つの老い（住民高齢化とマンション老朽化）
東京では多くのマンションが築40年を超え、老朽化と管理不全が深刻な課題になっています。 修繕積立金不足、管理組合の機能不全、災害時の対応力の欠如などに加え、大規模・高層物件では、合意形成の困難さが管理不十分につながり、住民の不安を招いています。 このまま放置すれば、資産価値の低下だけでなく、地域の防災・福祉インフラにも影響が及びかねません。
「マンション政策の塩村」として、最初の６年間でマンション関連法の改正を後押しし、実現させました。今後は、マンション管理士の活用や、行政・専門家による伴走支援を通じて、あなたの大切な資産であるマンションを守っていきます。
また、投機目的の外国人により、売買価格の高騰や治安問題が全国で勃発しています。健全な住環境の確保と市場環境にも注視し、必要な対策を講じていきます。
ペットも家族の一員です
小さな命を大切に
動物愛護は私のライフワークです。ペットはかけがえのない家族であり、私の家族も18歳になる保護猫３匹です。その命を守る制度を整えたいと12年前に都議会議員になりました。
動物愛護法は5年に1回、議員立法で改正されます。私は次期法改正の中心メンバーです。
虐待や飼育放棄からペットを守る「緊急一時保護」を法制化すべく、全力で取り組んでいます。また、災害時や平常時の動物保護活動を支える財源として「動物愛護宝くじ」の創設も目指します。人と動物が安心して共に生きられる社会の実現を、今後も力強く前進させていきます。
私は元消防団員
消防団のみなさんと交流を重ねています
消防団は地域防災の要。消防団員は正業の傍ら、昼夜平日・休日問わず、ボランティアで地域の安全を支えていますが、可搬ポンプ操法大会に向けた練習の負担は大きく、暑さ・疲労からくる操法大会閉会式での体調不良者の続出は毎年目にする光景です。閉会式における政治家の挨拶はなしにしましょう。紹介だけで十分です。
そして、消防団活動は家族の理解と支えがなければ続けられません。永年勤続表彰時に現在の賞状・金杯銀杯だけでなく、文化・芸術を体感できる博物館や美術館のチケット、テーマパークの入場券（🐀）なども授与できるよう、家族も喜ぶ表彰制度を実現します。
また、消防団は高齢化・人材不足が進んでいます。時代に合わせて軽量ポンプの導入を進めるなど、多くの人が参加しやすくする支援をしていくことも重要です。
国会でも取り上げ、総務大臣や多くの議員から賛同の声が上がりました。みんなが喜ぶ消防団活動の実現に向けて引き続き取り組みます。
私も当事者でした
返済分は確定申告で「税額控除」できるようにしよう
奨学金に頼った短大時代。返済は34歳まで続きました。
物価高のいま、非正規雇用で不安定な人、子育てや介護で生活に余裕がない人など、様々な事情があって、生活に余裕のある人は多くありません。教育を自己責任にしてきた日本で、いまできる現実的な奨学金返済の負担軽減は、確定申告で控除をすることです。
奨学金を抱えるみなさん、応援してください。実現させていきます。
塩村は2025年3月5日の参議院予算委員会で石破茂総理大臣と質疑を行い、ミャンマー東部の犯罪拠点で多数の外国人が特殊詐欺などに加担させられていた問題に関し、東南アジア各地に残る拠点の摘発に向けて「総理はどのように世界でリ
政治が行き届かない分野を頑張ってくれているのが、NPOです。しかしながら、NPOが自分たちで製作をして「販売」をしている、菓子や雑貨等を寄付の返礼品とすると、安価であったとしても「受取寄付金」として計上できない問題があり
2023年3月8日予算委員会で、塩村は「日本ではわずか8.6％にとどまっている無痛分娩の普及のために、第8次医療計画に盛り込むべき」と要望、加藤厚労大臣から「第8次医療計画「周産期医療の体制構築に係る指針」に明記を検討す
予算委員会委員 内閣委員会委員ODA・沖縄北方特別委員会委員 外交安保調査会理事
党青年局長代理党国際局副局長党代表政務室副室長党災害・緊急事態局東京ブロック担当副局長党東京都連災害対策本部長党動物愛護議員連盟事務局長党日韓友好議員連盟事務局長党日本・台湾議員懇談会事務局次長党羽田低飛行ルート見直し議員連盟幹事超党派日韓議員連盟幹事・女性委員会副委員長核兵器のない世界を目指す議員連盟幹事超党派犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟事務局次長超党派生殖補助医療の在り方を考える議員連盟事務局次長超党派フードテック振興のための議員連盟事務局次長超党派ミャンマーの民主化を支援する議員連盟事務局次長
日本の女性国会議員の数 (191ヵ国中)
都議会議員として女性の妊娠や出産の支援に取り組んでいた当時、議場で「早く結婚した方がいいんじゃないか」「産めないのか」といったヤジを浴びせられたことがありました。
これは、日本社会で女性が置かれている状況を象徴する出来事だったと今でも強く思っています。
一人ひとりがお互いを尊重しあい、それぞれの個性や価値観を認めていく。その先にこそ、誰もが生きづらさを感じずに自らの居場所で幸せに暮らせる社会が待っていると信じています。
こんにちは、塩村あやかです。
進学のため18歳で上京。仕送りゼロでアルバイトを掛け持ち、奨学金を受ける学生時代を過ごしました。
超就職氷河期の1999年に卒業を迎えましたが、奨学金の返済にも窮する「非正規雇用」で暮らしも不安定。
それでも容赦なく年金や税金の支払いはやってくる。個人の頑張りには限界があると感じた20代前半でした。
少しずつ仕事が安定し始めた30代、世の不条理や社会の生きづらさを変えたいと決意し、政治の世界へ飛び込みました。
政治の世界で、私は世の中の“理不尽”と闘う覚悟です。
