トクリュウ対策 関係国国際会議の開催実現

塩村は2025年3月5日の参議院予算委員会で石破茂総理大臣と質疑を行い、ミャンマー東部の犯罪拠点で多数の外国人が特殊詐欺などに加担させられていた問題に関し、東南アジア各地に残る拠点の摘発に向けて「総理はどのように世界でリーダーシップを取っていくのか」と質問。これに対して石破総理は、各国首脳、国際機関と「連携をしていかなければならない」「日本のイニシアティブ、リーダーシップというのは必要」と答弁しました。

そして4月21日、NHKが、日本が関係国と連携して犯罪組織の撲滅を図るための新たな枠組みを設け、5月1日にもタイで初会合を開く方向で調整していると伝えました。報道によると、日本政府はASEAN=東南アジア諸国連合に加えて中国、韓国、アメリカ、インド、オーストラリア、さらにはICPO=国際刑事警察機構などにも参加を呼びかけており、定期的に会合を重ねることで犯行実態の情報や捜査の知見の共有を進めるとともに、捜査に必要な資機材の相互提供なども通じ、犯罪の撲滅を目指す考えであるとのことです。

2025年3月5日 予算委員会

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