18歳高校生AV出演解禁問題 ~決算委員会~

 本日の決算委員会、初の対総理質疑、初のNHKでの生中継でした。
 「子ども政策」「女性政策」に絞って岸田総理に質問しました。

 塩村あやかの質問は「2:42:27」からです。

【18歳高校生AV出演解禁問題】
 4月1日から民法改正で成年年齢が20歳から18歳に引き下がられることより、これまで認められていた18歳、19歳の未成年者取消権が行使できなくなります。
 スカウトの言葉巧みな誘惑に契約をしてしまった18歳の女子高生が、いざ撮影現場で思っていたものと違っていたとしても、この4月からは契約を解除できなくなります。

 塩村議員から「18歳以上の高校生のアダルトビデオ出演が解禁される」として、「4月以降も未成年取消権と同等の効力を持つ措置を存続させるための立法措置、法的対応をすべきではないか」と政府を質しました。
 野田男女共同参画担当大臣、古川法務大臣共に、現行の民法、消費者契約法等で様々な方策はできる、その上で教育、啓発の強化をするという答弁にとどまりました。

 岸田総理からは「塩村議員の問題意識は共有する。その上で政府の対応は、今の法律の中で最大限にやれることは追求しなければならない。しかしそれでも足りないという議論が超党派で行われていることは政府も重く受け止めている。超党派の議論をしっかりと注視をして、その上で政府として対応を考えていく。こうした問題意識を社会全体として、政府としてもしっかり共有しながら、対応を考えていきたい」との答弁を頂きました。
 塩村議員から、議員立法について超党派で実現するよう協力をお願いしました。

【無痛分娩について】
 多くの女性が希望するも日本での普及が追いつかない、無痛分娩の普及促進に対する総理の考えを伺いました。
 岸田総理からは「希望した方が安心して無痛分娩ができるよう、妊産婦の皆さんのご意見を伺いつつ、環境整備に取り組んでいきたい」との答弁を頂きました。



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