災害対策特別委員会:質問動画「大臣所信に対する質疑」生理の貧困、女性の割合、同行避難チェックリスト、獣医師会、学校飼育動物、迷子ペット

動画はこちらから  塩村あやかの質問は「0:38:43」からです。

 本日、災害対策特別委員会で、大臣所信に対する質疑を行いました。

 まず、生理の貧困について、災害備蓄品の有効活用を要望しました。政府からは、実態と自治体と関係団体との関係等声を聞きながら進めていく、との答弁をいただきました。

 次に、男女共同参画基本計画における地方防災会議の女性の割合は3割を目標にするとなっているにもかかわらず、国の中央防災会議の女性委員はわずか3名10%にとどまっており、30%にすべく大臣の決意を求めました。小此木大臣からは、総理や男女共同参画担当大臣にも協議をしながら進めていきたいとの答弁をいただきました。

 同行避難のチェックリストについて、災害対策基本法の改正に沿ったものになっていると聞くが、その内容について環境省に伺いました。環境省からは、避難所の対応等について現場目線にたったものになっている、また、飼い主への情報発信等について自治体と連携し様々な手段を使って普及啓発を行うとの答弁を頂きました。

 災害時の獣医師会の役割と連携について、災害対策基本法における指定公共機関に獣医師会の指定を要望しました。政府からは、獣医師会に連絡し、指定に向けて協議をしていくとの答弁を頂きました。

 災害時の学校飼育動物の対応について、学習指導要領に学校飼育動物が規定されて30年以上経っているが、時代は動物愛護から動物福祉へと変化しており、学校で動物を飼うことについて次回の学習指導要領改定では、専門家等多くの関係者の意見を聞き、飼うことの是非も含め検討して欲しいと要望しました。

 最後に、迷子ペットの対応について遺失物管理システムが都道府県をまたいで全国で検索できるよう、また特徴等を載せて頂くよう警察庁に要望しました。警察庁からは、令和4年度から全国のシステムを統合し、全国の警察で遺失物情報が共有されるようになる。また、一般の遺失者の都道府県をまたいでの検索も検討していくとの答弁をいただきました。

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