9月7日から9月11日の日程で、WFP議員連盟のラオス視察に参加しました。
【WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、世界最大の人道支援機関であり、緊急時に命を救い、食料支援を通して、紛争や災害、気候変動の影響から立ち直りつつある人びとのために平和、安定、繁栄への道筋を構築しています。】
【9月7日】
WFP議連でラオスの食糧支援の視察です。自民・立民・維新と超党派議員団で成田から出発しました。成田空港で団結式。
WFP支援の視察でタイを経由してラオスに到着。在ラオス全権大使、公使をはじめ大使館の皆様にお時間を頂き公邸にてご挨拶。明日はラオスの大臣とも面談を行い、WFP支援に止まらない活動を高村正大団長を先頭に超党派で行います。
【9月8日】
WFPラオスビエンチャン倉庫における日本からの魚缶詰引渡し式典に参加。ラオスからはプット大臣、駐ラオス日本大使など多くの皆さんも参加です。1枚目の写真の中央がプット大臣、右側が小林大使です。日本の支援でラオスの子どもたちの未来を繋いでいます。
ラオスの国会にて、ラオス日本の議員連盟のみなさんと懇親。参加した議員お二人が日本の大学への留学経験があるとのことで、親日家も多いです。また、ラオスの国会議事堂はまだ新しく、とても荘厳。日本企業が詳細設計を担当したそうです。
【9月9日】
WFPが学校給食の支援しているラオスの小学校。食堂は半屋外。本日は私たち視察団もこども達と仲良く給食を食べました。日本からの鯖の缶詰をラオス式にスパイシーにした煮物など。給食は栄養だけではなく、貧困地帯の就学率向上に強く寄与しているとのこと。給食は子どもの未来を創りますね✨
食事の前は手洗い。トイレなど衛生面で課題が残るラオスでは、とても大切なことです。給食は今回私たちが児童に装って提供をします。最後はWFP側の私たちも子どもに混じって給食を頂きました。給食はお母さんたちが作ってくれました。写真にあるように、屋外の小屋が炊事場です。
教室の中はこんな感じです。地域の小学校就学率は100%になったのも給食提供の成果のひとつ。しかし、道中は多くの子どの姿があり、入学していてもまだまだ日本のように毎日キッチリと通学する形にはなっていないのだろうなと感じました。しかし、どこに行っても子どもがとても多い。
給食の視察と質問タイムのあとは、記念植樹です。未来が期待される児童と、成長していく木を植えます。この子は「ゴ」君。あやかおばちゃんは、ゴ君と全ての子ども達が幸せである未来を願い、植樹をしましたよ。首都からも✈️→🚌で1時間と、簡単に来れる地域ではないですが、未来にまた来たいです。
学校給食の視察のお礼を地域行政の長から頂きました。特産品のコーヒーです。ありがとうございます。日本の成田からタイのバンコク→ラオスのビエンチャン、そこから飛行機で1時間のパクセー。パクセーからバスで1時間20分のこの町までやって来た私たちWFP議員連盟視察団にとても感謝をしてくれました。
ばいばーい(^^)
みなさんの笑顔を忘れません。植樹しましたから、またいつかこのラオガーム小学校に来たいと思います。なかなか来れる場所ではありませんから、一期一会の可能性がありますが、日本からずっとフォローします。ゴ、君。頑張ってね。
【9月10日】
パクセージャパン経済特区の視察。ラオスのパクセー地区で剣道の防具をひとつひとつ手作りしています。現在日本の防具は9割が伝統的な手法で作られていないものだそう。宮崎の会社がパクセーの特区で職人の指導のもと何とか踏ん張っているのが現状。既に竹刀は国内の伝統的なものは無くなったそうです
伝統は紡いでいきたい。手織りのテーブルライナーとランチョンマットを購入しました。小学校を卒業していない人たちが多いラオスの地方の女性たちは、手織りの技術で収入を得ている人もこのようにいます。
【JAPAN supports school】
ラオスでのWFP食糧支援の供与式に参加した模様が、ビエンチャンタイムスの1-2面で取り上げられました。日本がWFPを通じてラオスの学校給食をサポートしています。塩村は1番前の右から2番目。青いスーツです。