「フリーランス保護法案」全会一致で可決 ~内閣委員会~

 本日は内閣委員会が行われました。
 「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律案」いわゆる「フリーランス保護法案」について2日目の質疑です。

 塩村あやかの質問は「0:19:45」からです。

【フリーランス保護法案】
 一昨日の内閣委員会に引き続き「フリーランス保護法案」について、火曜日の積み残し部分に加え、現場のフリーランスの皆さんのご要望も踏まえ、後藤大臣と質疑しました。
 本日は、
 ●責めに帰すべき事由のライン
 ●芸能界の簡単な整理について
 ●支払いルールについて
 ●見習い・お試し採用のルールと限界について
 ●3年後の見直し規定について
 ●芸能従事者の実態・要望に対する受け止めについて
 ●諸外国の取組みについて
 ●所得向上の必要性
 ●発注控えの根本原因、労働者性あるのになぜ雇用をしないのか
等について、後藤大臣等と質疑しました。

 後藤大臣からは、
 ●芸能従事者の実態・要望については「舞台だとか、特に芸術芸能の関係について丁寧にお話を聞きながら対応していく。ガイドライン、見直しの話は十分に話を聞いていきたい。」
 ●諸外国の取組については、諸外国の保護法制を参考に「文化芸術関係者の保護など特定の業種を対象として、特にその保護の在り方については、文化の振興する所管する文化庁や労働政策社会保障政策を所管する厚生労働省などとも検討連携していきたい。」
 ●所得向上の必要性については、「先生ご指摘の所得向上をフリーランスの方についても何とか図っていけるようなそういう社会を目指さなければいけない。」
との答弁を頂きました。
 最後に塩村から「やっぱり、労働者性をしっかり適用拡大していかなくてはいけない」と要望し質問を終えました。
 質疑後採決が行われ、全会一致で可決しました。明日の参議院本会議で可決成立する見込みです。

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